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Mobile App Insights · Donny Kristianto · October 2026

2026年9月:世界のモバイルゲーム収益・ダウンロード数トップ10

『Honor of Kings』が2026年9月の世界モバイルゲーム収益ランキングでトップを維持しました。『ROBLOX』『Gossip Harbor(ゴシップ・ハーバー)』『Candy Crush Saga(キャンディークラッシュ)』『MONOPOLY GO!』が世界収益ランキングトップ5にランクインしました。

-JP- Top Grossing Mobile Games Worldwide for September 2026

2026年9月世界のモバイルゲーム収益ランキングトップ10

Sensor TowerのApp Performance Insightsのデータによると、『Honor of Kings』は9月も強力な収益の勢いを維持し、中国のiOS市場がコアとして同作を支えました。新シーズン長安の月光の開始に伴い、新ヒーローの王維(Wang Wei)、 霧を活用した新たな戦闘メカニクス、シーズンバトルパススキン旅人日記が導入されました。このアップデートによって、ダウンロード数と収益の両面で穏やかな増加が記録され、新しいゲームプレイ要素や季節限定のコスメティックアイテムがプレイヤーの関心を再喚起し、収益化を強力に後押しすることを示しました。

『ROBLOX』は、数多くの新しい体験やライブイベントを展開し、、9月も好調な業績を記録しました。ショーダウンではスピーディーなアニメ系対戦バトルが提供されたほか、GOATフットボールリーグでは対戦型サッカーにユニークな要素が加わりました。中でも目玉となったザ・ハント:Roblox 20は、プラットフォームの周年記念イベントであり、人気コンテンツを横断するクエストや限定報酬を提供しました。ブルックヘイブンRPでは恐竜や新車両が登場するジュラシック・ワールドとのコラボレーションが開催され、ダンジョンヒーローズには新しいペット、スキル、コスメティックアイテムを含むドラゴン・フェスティバルバトルパスが追加されました。こうした一連のアップデートは、ユーザーの復帰や支出を促す新たなきっかけとなり、月を通じて収益拡大を維持しました。

その他の収益上位タイトルも9月にテーマに沿ったイベントを継続的に開催し、プレイヤーのエンゲージメントを維持しました。『Candy Crush Saga(キャンディークラッシュ)』では音楽シーズンが開催され、プレイヤーはレコードを作成して報酬を獲得できるほか、Shania TwainとZeddのコラボレーションを通じて有名人の話題性を加え、新たな賞品獲得の機会を提供しました。一方、『Pokémon GO』は、メガミュウツーXとYのレイドバトルを主役としたPokémon GO Fest 2026:メガフィナーレで月を開始しました。続いて実施されたテレビアニメコラボイベントでは、コスチュームを着たポケモンやテーマに沿った報酬が提供され、月末の収穫祭では色違いのカジッチュが登場し、10月に向けた新たなコレクション目標を提供しました。

世界のモバイルゲーム収益トップ10の全ランキングは、上記のチャートをご覧ください。※サードパーティのAndroidマーケットデータは含まれておりません。

2026年9月のApp StoreとGoogle Playを通じたモバイルゲームへの世界の消費支出は61.3億ドルに達し、前月比7%減となりました。アメリカは収益シェア28.7%でトップ市場となり、中国(iOSのみ)が15.7%、日本が12.4%でこれに続きました。

『ROBLOX』は9月の収益成長量ランキングトップを維持しました。同作のiOS収益おける上位3ヵ国はアメリカ、イギリス、カナダで、特にアメリカでは単月として最大の収益成長量を記録しました。『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』は、グローバルドッカンキャンペーン2026の開催によって、再び収益が大きく伸びました。ゲーム内通貨を使用して、フリーザ(最終形態)や超サイヤ人孫悟空、さらには超サイヤ人孫悟飯(少年期)とパーフェクトセルといった注目キャラクターを獲得できるガシャが導入され、各キャラクターの登場に合わせて収益のピークが形成されました。8月26日にリリースされた『Zeus: The God of Arrogance』は、好調なスタートの勢いを維持したまま9月を迎えました。初期のダウンロード数が落ち着く一方で、高い収益を維持しています。また、同作は9月16日に新たなサーバーグループを開設し、プレイヤーが心機一転してプレイできる環境を整えました。

Smilegate HoldingsのハイファンタジーMMORPG『Eclipse: The Awakening』は、9月の世界収益成長量の5位にランクインし、韓国市場が収益を牽引しました。同作は、プレイヤーがオフライン時でもキャラクターが成長するAIモードや、PCとモバイル間のクロスプレイに対応することで、より柔軟なゲーム進行が可能です。プレイヤーは複数のアビリティを組み合わせ、2つのスキルを融合させて新たな戦闘パターンを生み出せることのほか、10分間で手軽に楽しめる20対20のチームバトルに参加できます。リリース記念イベントでは高ランクの報酬が確実に手に入る仕組みが用意され、新規プレイヤーの序盤の立ち上がりを強力にサポートしました。

Tencentの『Honor of Kings Chess』は中国市場がを牽引し、収益成長量ランキングの7位にランクインしました。本作は、6人のプレイヤーが『Honor of Kings』のおなじみのヒーローを使ってチームを編成し、オートバトル形式のラウンドで競い合うオートチェス形式のタイトルです。オークションや特殊能力、イベントカードといった要素が試合に予想外展開をもたらし、対戦に多様性を提供します。なじみ深いキャラクターの存在がファンにとっての入りやすさを生む一方で、多彩なチーム編成の組み合わせが、プレイヤーに新しい戦略の探求することを楽しめます。

全体として、9月の実績では、既存のヒット作と新規タイトルが異なるアプローチを通じてユーザーの支出を維持したことを示しました。シーズンアップデート、周年記念イベント、コラボレーション、新キャラクターの追加などがプレイヤーに復帰の新たな動機を与え、一方で注目の新規タイトルは、なじみのあるIP、戦略的なゲーム性、柔軟な進行システムを活用して支持を獲得しました。Sensor TowerのPlaylinerで、ライブオペレーションの実行、マネタイズのパフォーマンス、世界のモバイルゲーム市場全体のプレイヤーエンゲージメントトレンドについて、より深いインサイトを探索してください。

2026年9月世界のモバイルゲームダウンロード数ランキングトップ10

2026年9月に世界で最もダウンロードされたモバイルゲームは『ROBLOX』となり、『Free Fire』は2位を維持しました。『Block Blast!(ブロックブラスト)』『Subway Surfers』『Bus Fever Party!』がダウンロード数トップ5にランクインしました。

-JP- Top Mobile Games Worldwide for September 2026 by Downloads

『ROBLOX』は、9月も世界ダウンロード数ランキングのトップを維持しました。クリエイターが制作した豊富なコンテンツライブラリによって、プレイヤーは単一プラットフォーム内で多様なジャンルのゲームを楽しむことができ、ソーシャル機能を使うことで友人と一緒に新しいゲームを発見して遊ぶことが可能です。こうした多様性、マルチプレイ体験、そして新しいコンテンツの継続的な供給の組み合わせが、『ROBLOX』が幅広い人気を維持し、新規ユーザーを獲得し続けています。

『Free Fire』も9月世界ダウンロード数ランキングで2位をキープしました。9月16日に忍者たちの冒険を描いた人気アニメシリーズNARUTO疾風伝とのコラボレーションを復刻開催しました。プレイヤーは作品の舞台である木ノ葉隠れの里を探索し、ミッションを完了することで、登場キャラクターヒナタまたは自来也をモチーフにした無料コスチュームを獲得できました。

『Bus Fever Party!』は、9月の世界ダウンロード数ランキングで5位にランクインし、ダウンロード成長量ではトップを獲得しました。Lumi Gamesがパブリッシングを手掛ける本作は、2025年6月のリリース以来、累計ダウンロードが2,100万を突破し、インド、ブラジル、アメリカ、メキシコ、インドネシアなどが主要市場として成長を牽引しています。プレイヤーはバスを移動させ、乗客を適切な車両に割り当てることで交通渋滞を解消します。シンプルな操作性、カラフルなビジュアル、そして段階的に難易度が上がるパズル要素が、手軽なゲームプレイと戦略的な思考を両立させ、世界中で広く支持される要因となっています。

2026年9月、世界のモバイルゲームダウンロード数は35.6億に達し、前月比5.2%減となりました。インドが5.76億ダウンロード(16.2%)でトップとなり、アメリカ(7.2%)、ブラジル(6%)と続きます。

『Honor of Kings Chess』は9月に好調なスタートを切り、中国市場が牽引する形で世界ダウンロード成長量ランキング2位にランクインしました。このリリースによって、『Honor of Kings』フランチャイズは新たなジャンルへと展開し、既存ファンに対して同IPの新しい楽しみ方を提供しました。この実績は、認知度の高いフランチャイズが新作タイトルのスタートダッシュにおいて非常に強力なアドバンテージとなることを示しました。

『Brain Puzzle 3: Crazy Mind』は、9月の世界ダウンロード成長量ランキング3位となり、累計ダウンロード数ランキングにおいて、順位を16ランク上げて7位になりました。SmallStep Dev Teamがパブリッシングを手掛ける本作は、ユーモラスなカートゥーン調のシチュエーションと意外性のある解決策を導き出すパズル要素を組み合わせたタイトルです。タップやドラッグといったシンプルな操作と役立つヒント機能によって手軽に遊べる一方、多彩なストーリー展開やひねりの利いた仕掛けが新鮮なプレイ体験を維持しています。主な市場としては、インドネシアやフィリピンをはじめ、ブラジル、ロシア、メキシコなどの市場も牽引しました。

9月にリリースされた『MiniMuse』は、アメリカやブラジルなどを主要市場として世界ダウンロード成長量ランキングで8位にランクインしました。プレイヤーがキャラクターのデザイン、衣装のカスタマイズ、ストーリーを表現するシーンの作成を行うことができます。これらのツールは、単なる着せ替えの枠を超え、ファッションの探求しや創造性の発揮といった多様な楽しみ方が可能です。『Keyboard Escape: +1 Speed ASMR』は4位、『Color Block: Combo Blast(カラーブロック コンボブラスト)』は6位、Supercentの『Bulldozer Master』は10位にそれぞれダウンロード成長量ランキングでランクインしました。障害物コース、ブロックパズル、放置型採掘ゲームなど、これらのタイトルは親しみやすい要素と明確な進行システムを融合させています。

全体として、9月のダウンロードランキングは、定着したヒット作が持つ根強い人気と、新規タイトルにおける機会の大きさを示しました。ソーシャル要素や認知度の高いIPが主要タイトルの存在感を維持した一方で、手軽に楽しめるパズル、クリエイティブなカスタマイズ機能、親しみやすいゲームプレイテーマといった要素が、新規プレイヤーに対して多様な参入の機会を提供しました。これらの実績は、広範なコンテンツライブラリと明確なゲームコンセプトの双方が、グローバル市場において多くのプレイヤーを引き付ける力を持っていることを示しています。

Sensor Towerで集計された収益に関するデータは、App StoreおよびGoogle Playにおける収益のIAP推定値であり、広告収入、サードパーティのAndroidマーケットにおける収益およびパブリッシャー公式サイトなどの決済システムにおける直接収入は含まれていません。特に純利益とのことわりがない限り、データはいずれも収益総額(プラットフォームシェアリング部分の控除前)を示しています。 また、ダウンロード数データにはサードパーティのAndroidマーケットデータは含まれておらず、App StoreもしくはGoogle Playアカウントの初回ダウンロードのみ集計しています。同じアカウントが他のデバイス、もしくは同じデバイスで行った重複ダウンロードは集計に含まれていません。ダウンロード数データは同じアプリの異なるバージョンもまとめて集計しています(例:FacebookとFacebook Lite)。なお、Google Playは中国本土では利用できません。

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Donny Kristianto

Written by: Donny Kristianto , Principal Market Insights Manager

Date: October 2026