Mobile App Insights · Ting Qian · March 2022
[レポートシェアリング] 「2021年ハイパーカジュアルモバイルゲームの市場インサイトレポート」
「2021年ハイパーカジュアルモバイルゲームの市場インサイト」では、現在のハイパーカジュアルモバイルゲームの市場に対する詳しい紹介と分析を行いました。
コロナの影響がモバイル市場に対して次第に薄れてきたことに伴い、2021年のモバイルゲーム全体のダウンロード数は、2020年と比べて若干下向きとなりました。そんな中、全世界ハイパーカジュアルモバイルゲームの累積ダウンロード数はむしろ前年同期比15%増加し、137億回に達しています。また、一年間のハイパーカジュアルゲームの総使用時間は581億時間を超えており、 ユーザーのハイパーカジュアルジャンルに対する需要がむしろ増加していることがわかります。「2021年ハイパーカジュアルモバイルゲームの市場インサイト」では、現在のハイパーカジュアルモバイルゲームの市場に対する詳しい紹介と分析を行いました。
全世界ハイパーカジュアルモバイルゲームのダウンロード数は前年同期比15%成長
2021年全世界ハイパーカジュアルモバイルゲームの累積ダウンロード数は137億回で、2020年より15%上昇しました。主にGoogle Playからのダウンロード数が増加しています。
アジアはハイパーカジュアルゲームの最大市場であり、全体ダウンロード数の中で36%の占有率を記録しています。その次はヨーロッパとラテンアメリカです。ブラジルやメキシコに代表されるラテンアメリカ地域の年間ダウンロード数の増加幅は27%に達しており、成長速度が最も早い市場です。その他のアジア市場の増加も同様に目立っており、インドやインドネシアなど東南アジアの国で主にダウンロードされています。
Voodooは年間ハイパーカジュアルゲームパブリッシャーダウンロード数1位をキープ
2021年、ハイパーカジュアルモバイルゲームパブリッシャー計23社の全世界累積ダウンロード数は1億回を超えました。その中で、フランスのハイパーカジュアルモバイルゲームパブリッシャーであるvoodooは、年間13億ダウンロード数に近い驚くべき成績で、同ジャンルのモバイルゲームパブリッシャーダウンロード数ランキング1位に輝きました。AppLovinとSUPERSONICSTUDIOSは、それぞれ2位と3位を記録しました。
ランキングの変化を見ると、SUPERSONIC STUDIOSとZyngaの成果が最も目立っており、昨年と比べてそれぞれ5ランクアップ、3ランクアップという結果でした。SUPERSONIC STUDIOSは多数のレーシングおよびトラバーサルゲームで大量のユーザーを迅速に集め、Zyngaはファッションテーマのパルクールゲームをメインに、ショートビデオマーケティングを通じて、ダウンロード数において2倍の成長を実現しました。
2021年ハイパーカジュアルゲームのアプリ内決済収益は、2億3,000万ドルに達し、前年同期比22%成長しました。ドイツのパブリッシャーであるPlaygendaryは、有名タイトルである『Kick the Buddy』と『Bowmasters』で同ジャンルのパブリッシャー収益ランキング1位を安定的にキープしています。また、Playgendaryと同様にハイパーカジュアルモバイルゲームパブリッシャーであるGiant NetworkとPoseidon Gamesの収益は2,000万ドル以上を記録しています。
障害物回避ゲームは、最も高いダウンロード数を誇るサブカテゴリ
『Join Clash 3D』などの障害物回避系カジュアルゲームは、パズルゲームの逆転に成功し、ハイパーカジュアルゲームのサブカテゴリにおいて主流となりました。ダウンロード占有率も2020年の17%から、2021年は22%に上昇しました。簡単なプレイ方法や多様なステージ、短いプレイ時間、多彩なテーマなどの特徴を持ち、多くの有名企業(例:Voodoo、Supersonic Studio、Zyngaなど)もこのタイプのゲーム市場に参入しています。
また、テレビシリーズ「イカゲーム」の全世界的な人気により、似たプレイ方法のアーケードカジュアルゲームが多くリリースされました。このカテゴリの累積ダウンロード数は、2020年と比べて2%上昇しました。
TikTokは、ハイパーカジュアルゲーム広告占有率が最も高いプラットフォームになった
広告プラットフォームの中で、Adcolony、Vungle、Chartboostのゲームアプリ広告占有率が最も高く、平均的に90%以上を占めています。
しかし、ハイパーカジュアルゲーム市場の状況は少し異なります。比較的新しい広告プラットフォームであるTikTokは、大量のユーザー基盤と、ハイパーカジュアルゲームとの適合性という強みがあり、ハイパーカジュアルゲーム企業から積極的に選ばれています。
その他に、Vungle、Unity、Meta傘下であるFacebookとInstagramのハイパーカジュアルゲーム広告のSoV成果もやはり優れています。
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