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Mobile App Insights · Web Insights · Hideyuki Tsuji · May 2026

燃料価格上昇に合わせて給油アプリの需要増、事前に価格がわかるコストコ公式サイトへの訪問者増も

中東情勢の緊迫に伴い、燃料価格の動きに注目が高まっています。これに合わせて、日本における給油アプリのダウンロード数が2026年2月比で1.5倍前後となっています。また、食品や日用品のほかに、燃料小売を行っているコストコの公式サイトへの訪問者数も大きな伸びが確認できます。

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3月の燃料価格上昇でENEOSアプリは40万DL/月以上を記録、出光・コスモアプリもDL数増

2026年2月ごろから中東情勢が緊迫し始め、日本におけるガソリンや軽油などの燃料価格の大きな値動きが発生しています。経済産業省の資源エネルギー庁のデータによると、2026年3月第2週あたりから燃料小売価格の上昇が確認できます。

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上記のグラフからもわかるとおり、ガソリン(レギュラー・ハイオク)、軽油のいずれの油種でも3月9日週から上昇が始まっており、翌週(3月16日週)には1月5日週と比較して35円/L程度の値上がりが確認できます。また、3月16日週にはハイオクが200円/Lを突破しています。

一方、3月23日週には小売価格が下落しています。これは、日本政府が3月19日出荷分から、ガソリン補助金を再開したためです。2026年始と比較するとまだ高止まりと言わざるを得ませんが、それでも前週比で10円/L以上は値下がりしており、その効果が確認できます。

こうした燃料小売価格上昇の状況の中、ちょっとでも安く給油したいと思われる方は多数いらっしゃるでしょう。燃料小売各社はそれぞれアプリを配信しているケースが多く、値引きクーポンなどを定期的に配布しています。

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同期間におけるダウンロード数トップは『ENEOS公式アプリ』(ENEOS Corporation)で、この6ヵ月間で190万以上のダウンロード数を記録しています。このうち、約43万ダウンロードが2026年3月に発生していることが上記のグラフわかります。

Drive On』(Idemitsu Kosan)、『コスモの公式アプリ』(COSMO OIL)でも2026年で最大のダウンロード数を記録しており、消費者の燃料価格への関心の高さが確認できます。

燃料価格が事前にわかるコストコとPutmenu

日用品や食品に加えて、燃料小売をしているコストコへの関心も高まっていることがデータからわかります。Web Insightsのデータによると、2026年2月と3月の日本におけるコストコ公式サイトの「倉庫店の検索」ページのユニーク訪問者数比較で、35%の増加を確認できます。

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コストコ公式サイトの「倉庫店検索」ページでは、その日の各店舗における燃料価格が掲載されており、給油に行く前に価格がわかります。燃料価格を事前に確認できる給油アプリはほとんどなく、これが消費者にとって大きな利点となっていると推察されます。また、燃料価格は頻繁に変更されることがあるため、この点でも事前に価格がわかることのメリットが大きのだと思われます。なお、コストコの燃料価格は、公式アプリでも確認することができます。

燃料価格の事前確認という点では、『Putmenu』によるスマホ給油があります。このアプリでは、給油量や油種の選択、およびオーダー予約ができ、。ガソリンスタンドに到着後にQRコードを読み取って給油することで、アプリに登録してあるクレジットカードやQR決済で完了します。

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給油専用カードは不要で、予約時にガソリン価格がわかるので、給油量を決めやすい利点もあります。『Putmenu』は給油のみならず、飲食系の注文にも対応しており、多数のモバイル決済に対応しています。

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Hideyuki Tsuji

Written by: Hideyuki Tsuji, Insights Strategist - Japan

Date: May 2026